ー The manufacture process ー
ウレタン造型の基本講座
各種ウレタンフォームを素材として、武器や甲冑などの造型工法を説明いたします。 | |||
○製作解説 「ウレタン曲面加工 1」 曲面を表現するには、ウレタンをある程度の曲面に組んで、熱加工を施して曲面を作ります。 ウレタンを出来るだけ曲面に近づけて組みますが、どうしてもある程度の「角」が出来ます。これをコンロなどであぶりながら柔らかくして、手でなめしながら角を取ります。※火の管理には十分注意しましょう。 |
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○製作解説 「ウレタン曲面加工 2」 コンロのほかにアイロンなどを使用して熱加工するのも効果的です。 土台に円形のものを置いてなめすと作業がしやすいです。※写真はバスケットボールを土台に使っています。 その他、部品が小さい場合はライターであぶって熱加工するとよいです。 |
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○製作解説 「ウレタンへのボンド塗り」 切り出して熱加工したウレタンの表面にG10ボンドを塗りつけます。 接着面であるウレタンにG10ボンドを塗ります。大ベラでボンドを塗りつけ、小ベラでムラ無く塗り伸ばします。この時に大きなムラが出来ると表面がデコボコになり完成時のビジュアルに影響します。丁寧に素早く、それでいて焦らず落ち着いて塗りましょう。ここは経験です。 |
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○製作解説 「伸びない表皮生地の加工 1」 同じく表皮生地の裏地にもG10ボンドを塗ります。 ただし、伸縮性の少ない生地(エナメルやラリッサ(未加工)等)にはダーツ(切れ込み)を入れないと曲面には貼れませんので、ウレタンを切り出した型紙を使って生地を切り出します。※型紙より気持ち一回り大きめに切り出すと良いでしょう。 ※エナメル等の通信販売はこちら |
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○製作解説 「伸びない表皮生地の加工 2」 切り出した生地をウレタンに貼り付けます。 ウレタンのダーツ後にそって切り出した生地を丁寧に貼り付けていきます。多少切り込みが残りますが、ここは隙間を作らずに瞬間接着剤で固定しましょう。 |
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○製作解説 「ラリッサ生地の加工 1」 ラリッサは裏地を剥がす事で伸縮可能です。 ラリッサの裏地に厚手のガーゼが付いていますので、コレを剥がせば表面のビニール素材のみが残りますので、曲面に伸ばしながら張る事ができます。裏地に溶剤「アセトン」をハケで満遍なく塗ると剥がしやすくなります。アセトンは東急ハンズうあホームセンターで購入可能です。 ※ラリッサの通信販売はこちら |
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○製作解説 「ラリッサ生地の加工 2」 裏地を剥がしたラリッサの裏にGボンドを塗り、ウレタンに貼り付けます。 伸縮性が出たラリッサでも伸ばしに限界がありますので、伸ばしきれない感触があれば切れ込みを入れて調整してやります。※ドライヤー(高熱型)で温めてやれば伸縮性が増します。 元々伸縮性がある生地(合皮や2Wayエナメル等)も同様に扱えます。 ※合皮や2Wayエナメルの通信販売はこちら |
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○製作解説 「各部品の接着」 各部品を瞬間接着剤とアルテコで固定します。 全項目の説明と同じになりますが、アロンアルファなどの瞬間接着剤とアセトンで各部品を接着してやります。 |
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以上、簡単ながらウレタン造型方法を説明させて頂きました。 下記作例も参考にして頂けましたら幸いです。 ○アルフォンス・エルリック ○ストライクフリーダムガンダム その他、ご意見ご質問はメールにて宜しくお願いします。 |
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