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ー The manufacture process ー
ウレタン造型の基本講座

各種ウレタンフォームを素材として、武器や甲冑などの造型工法を説明いたします。

○材料解説 「工具編」

造型に必要な工具ですが、「ハサミ」「カッター」、そして「工作マット」があれば大抵の造型は可能です

普通の文具店で購入できる物で十分ですが、ハサミは先端が細く切れ味の良いものが、カッターはLカッターと言われる大型のものが使いやすいです。替刃は「黒刃」と言われる通常の刃より高硬度なもの(刃の色が黒いのが特徴)を使うと切れ味が増します。その外には長尺定規や三角定規などなど必要に応じてそろえていくと良いでしょう。

○材料解説 「接着剤編」

接着剤として「ボンドG10」、そして「瞬間接着剤」「接着促進剤」の3つがあれば基本的な接着作業は可能です。

ボンドGシリーズは色々ありますがG10Zという種類が安価で使いやすいです。瞬間接着剤はアロンアルファなどの一般的なもので十分ですが、接着促進剤は「アルテコプライマー」がオススメです。
ボンドを取り出す大ベラと、塗り用の小ベラも用意しておくと良いでしょう。いずれも東急ハンズやホームセンターで購入できます。

※各種接着剤の通信販売はこちら

○材料解説 「ウレタンフォーム」

下地素材となるウレタンです。多種多様な種類がありますが、私は「発泡ポリエチレンA(通称ポリA)」「PH9」という素材を愛用しています。

その他に「サンペルカ」「ライオンボード」という類似のウレタン素材がありまして、主に東急ハンズなどで購入できます。目的に応じた硬さや厚みを選んで加工しましょう。

※各種ウレタンの説明や通信販売はこちら

   ○材料解説 「表皮生地」

表皮素材となる塩化ビニールやポリエチレン系の素材です。多種多様な種類がありますが、「ラリッサ」「エナメル」「合皮」等の素材が一般的です。

これらをウレタンに巻いて使用します。この質感がそのまま目的の造形物の色になります。
目的に応じたカラーや質感、伸縮率を選んで加工しましょう。主に東急ハンズやオカダヤ(新宿)、TOMATO(日暮里)などで購入できます。

※生地の説明や通信販売はこちら

○製作解説 「型紙編」

型紙用紙としては特に自分に使いやすい物であれば何でも良いですが、私は「方眼画用紙(A3)」「普通画用紙(A3以上)」のものを使用しています。

ある程度の設計図を描いて、それを元に型紙をおこします。部品をガムテープなどで仮止めを行い、切った貼ったを繰り返して、理想の形へ調整します。この段階で分割ラインやパーティングなどを見極めると良いでしょう。

○製作解説 「型紙編(設計その1)」

方眼紙にて実寸サイズもしくは縮小サイズを書いて設計図とします。

ある程度の大きさがあるものは設計図を描いておくと型紙が作りやすいです。3面図などが作れれば尚型紙を想像しやすいでしょう。もしもパソコンが使えるのでしたら「CAD」などを使用して3D設計を起こすのも一つの方法です。

○解説 「型紙編(設計その2)」

実物がある場合は、それを型として型紙を作ることもできます。

実物のもの(人間の手足等)にビニールを巻いてその上からガムテープをグルグル巻きにして簡易ギプスを作ります。後はコレを切り出して展開すれば型紙の型紙が完成です。清書すれば型紙になります。
また、プラモデルなどにマスキングテープを巻いて、それを切り出して展開し、拡大すれば型紙になります。

参照


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